2025年6月27日金曜日
正午過ぎ、帰宅したところ、キッチンで転倒している老母(83歳要介護3になったばかり)を発見する。九の字になって動かないが、息はあり返事をする。1、2時間前に倒れたという。状況から見ると、ごはんの上におかずをのせて、電子レンジでチンしようとした際にバランスを崩したようだ。密封容器のご飯の上におかずが乗っており、おかずが入っていたはずの瀬戸物が割れている。
ともあれ、狭いところを無理に引き起こし立ちあげ、引きずるように自室に運び座らせる。痩せたとはいえ40㎏もあり、妙に力んだり手をバタバタしたりするので、力業に頼らねばならない。
13時すぎに透析の迎えが来る。顔を見れば少し赤くなり全体が膨らんでいる。15時前後に来客予定がある。受け答えが出来車イスには座れそうなので、透析に連れて行けるように準備することにした。急いで用意したパンは食べたので、おむつを替え着替えをお仕着せた。
透析クリニックに電話をして、透析が難しいと判断した際は救急車を呼んでくれるように依頼したところ、看護師は救急車を呼べと言う。こちらに予定があり、すぐには一緒に行けなので、医師免許や看護資格を持っている者が見て判断するのが最善と判断していると伝える。遺憾ながらこの透析しかできない病院の看護師たちは総じて鈍く、世間知らずだ。
6月28日土曜日
デイサービスへ行く。目が見えず不安定の旨の報告があったが、無事ではあったようだ。
6月30日月曜日および7月2日水曜日
透析に行く。
この間、食欲にムラがあり、特に立ち上がり歩く際が危険で、何度も転倒するので、立ち上がり方を教えようと特訓したが、まったく学ぶことができず、立って姿勢を保つことも出来ない状態となった。目を離すとパイプハンガーにつかまって一緒に倒れるので、パイプハンガーを解体するなどして、部屋から玄関口まで車イスで通れるようにする。
2日夜には、冷やし中華をフォークで食べられない。そこでキッチンバサミで刻んでスプーンを渡したが、食欲が先行するのか手づかみで食べ始めてしまう。これは、脳症状かもしれない。
7月3日木曜日
朝、ベッドのわきにパンと飲みものを置いて、お腹が空いたら食べるように伝えて仕事に出かける。正午に戻って見れば手付かずだった。悪化の一途で寝起きも出来なくなっては透析にも行けなくなる(送迎のため車イスでの姿勢が維持できなければ不可能と言われている。不可能ならどうするかのアドバイスは無い)。明日は透析日だ。透析をしなければ1週間の命とされており、これは欠かせない。そこで、午後の予定をキャンセルし救急車を呼ぶ。
川口市医療センターが込み合っているらしく受け入れを拒否したので、SK病院に搬送され、手当と検査を受け入院となった。
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