遺体収容

21代目世代の2羽。母はタッチ、その父ハンジ、その母コッペの兄がナイちゃん。ナイの妹の曾孫だ

 ついに見つかったのだが、意外と言えば意外、そこしかなかったと言われたら確かにそうだった。想定外かと言われたらそうだが、想定内なのに探していなかったとも言える。つまり、ツボ巣の裏にはさまっていたのである。
 今日も、オステに外に出ると危ないからね、と声をかけて上を見ると、ツボ巣裏に白いものが見え、キンカチョウ用の竹綿がここにあるはずなーい、かぁ!と、わかって収容した。翼がケージにはさまって抜けなかったが、下から上に押すと簡単にはずれた。身体はくの字に曲がっていた。
 「ナイちゃん、こんな近くで即身成仏してたのか」
 と声をかけつつ想像するに、おそらく夜ツボ巣の上で眠っていて、何かの拍子にすべってツボ巣の斜め裏にはまってしまい、体が曲がった形でずるずる沈み込んで胸部を圧迫されて、外傷性窒息で亡くなった、のではなかろうか。親に脚などをかまれて失っても耐えてしまう子なので、鳴き声も発しなかったし、それほど時間もなく、死んでしまったのではなかろうか。苦しまなかったと思いたい。

 足元ばかり探して、見捨てられたと絶望していたとは。
 昔、商売用に仕入れたジュウシマツが、同じように死んでいたことがあったのに、また、それ以前にもゴンナ様だったか、年老いてバリアフリー化した際に、姿が見えず驚いてみたらはさまっていたこともあったのに、記憶するのは2例でしかないが、衰えが見えればそういうことがあるとは、十分わきまえていたはずなのに、これまで問題なかったので見過ごしてしまった。ゴンナの時同様に詰め物をすればよかったのだ。

 後悔先に立たず。・・・朝になったら埋葬しよう。やすらかに。

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