
無いだけならまだしも、有害、デタラメ情報を並べて書いた人の名前すらない、どうしようもない代物を(「文責」は誰にあるのかわからない本など出版して良いのだろうか)、10年ほど前はヘーキでつくったからな。病気百科と称して、塩素系漂白剤が有毒ガスを発生源になるとか、キャベツも小松菜もアブラナ科は食べちゃダメ(人間のためのネズミか何かの実験データなので、小鳥に対して言う前に人間に言えば良いのに、鳥に対する毒性のエビデンスなど何一つないのに断定するから素人考えでしかない)とか、何とか堂々と書いていたりしているものもあるくらいなので、2010年代というのは、バブル脳が最悪の最終表現をした時代だったのかもしれない。「平成」頭ですな。自分が飼育素人だと理解できない獣医さんが、「小学生の時に飼ってた」とかで御託を並べる、いったいどれだけ無責任なのか。
令和になって、飼育者も激減して、飼育本も消えたかと思っていたら、企画はあるらしく、「カメラマン同行の上で伺わせていただき、撮影ブースの設置と撮影を行わせていただければ」とのお話をいただいた。もちろん、丁重に、ではなく、ぞんざいに、ソッコーでお断りした。プロの力でかわいい姿に撮影してほしいなどと思えと言うのか?何から何まで文鳥には迷惑なだけで(繁殖している可能性もあれば、宿泊客がいる可能性も高い)、私には鬱陶しいだけ、さらに、その飼育本の中身が・・・、かわいい姿がたくさん!などと考えている?時点で「平成」の焼き回しではないかと疑わしく、デタラメな内容だったら、ウチの暖簾に傷がつく(「つーか、飼育に関して公開している人が内容がわからない飼育本に手を貸せるわけがないじゃん!!」)。
そういうのが好きな人で、いまだ紙媒体に頼る人が多いと思うなら、写真集にすれば良いのに。実用にならない実用書、でたらめな飼育方法など拡散されては困るのである。
さて、おめかししない文鳥たちのリアルな姿は↑、老いや病気も含まれる。このほおずき、破裂しないかとヒヤヒヤである。
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