
随意契約に切り替えるべきだと指摘したのは、自民党政調会長の小野寺五典さんがずっと先だったはずで、私は大いに感心していた。つまり、小泉進次郎さんの発案ではないが、一点突破するがむしゃらさは天才的と言わねばならない。自分が無知だったり行動力が無かったりして出来ないことをしてくれる人に嫉妬する暇があるなら、少しは協力したら良いのに、国会内外でくだらないことを言って、己の知性、廉恥心、謙譲心の拙さを露呈するのは、愚かに過ぎよう。有権者の多くが、年に一度しか収穫されない主食作物が、なぜかだんだんと値上がりして2倍に跳ね上がり、食うに困っているのだ。下げる努力をするのは当たり前だ。
「バナナのたたき売り」の何が悪いのだろう?古古古米はまずい?そりゃ新米にこだわるような人ならそうだろうが、最初から味など余りわからず安ければ良い人たち、つまり私、の食べる米が外食だか給食だかに横取りされて、安い順に市場から消えていってこのざまなのだから、細かな味など関係ない。ではお聞きするが、食えなくなるほど劣化する玄米を5年も低温で備蓄しているのは無駄ではないか?3年にするとか籾で貯蔵するとか、なぜ改善するように働きかけなかったのか?何も知らずしなかったくせに有識者づらなど片腹痛い。5年間は玄米の低温保存が可能だと判断しているから、そうなっているのであって、違うならのうたりん省に言え。
今までが安すぎたと間抜けな百姓丸出しの発言も多くあるようだが、だから、あなたがたは秋の収穫直後にJAに売り渡しているのだから、今現在の市場価格とは無関係くらいのことは理解してもらいたい。あとは市場の問題で、高騰しようがどうなろうが百姓の儲けにはつながらない。そもそも、付加価値を付ける努力をし、自分で販路を見つけようとしている農家の人たちは、せっかく差別化したのに、低価格米と同じ価値になってしまい、本来の味のわかる顧客に供給する量の確保も難しくなってしまっている現実を認識すべきだろう。
市場が決める価格では食べられないなら離農した方が良い。自給率の心配など百姓がする必要はない。足りないなら輸入し、輸入できなくなれば、マンションのベランダのプランターでイモでも栽培すれば良い。
せっかく進次郎さんが、錐をもむように突入してくれたので、その穴をじわじわ広げてまともな農政が機能できるように、政治家と称したいなら頑張ってもらいたい。功名心があるなら、妬んでないで、自分で新たな課題を探せ、足を引っ張るだけのマイナス人間コメったー(自己承認欲求で犯罪行為を公にして糾弾されるのがバカッター)になるべからず。
なお、私は先祖が散々野良仕事をしたはずなので、自分は結構だと思っている都市民だが、「この機会にお米を知って欲しい」などと寝言を言われるまでもなく、座学の知識は持っている。なぜなら、文鳥は米食い鳥と呼ばれるほど、人の稲作文化に密着した存在で・・・、ようするに、モミを入手したいがために、見識のある農家の皆さんに「籾で貯蔵されているなら分けて頂けませんか?」などと間抜けな要望をして回ったことがあるから、である。
例えば「トーミフーセンして送りますね」などと言われて目が点になるのだが、唐箕風選だと調べて、「お米は八十八の手間を・・・」、とありがたく思ったり、モミにひげちょろみたいなのがついている場合、餅つき機のこね回し機能で取れるとか、百姓だってみんな知っているわけが無いだろ!、ってことだって知ってしまうのだ。無駄知識も侮れぬ。なお、卓上精米機なら持っているので玄米でもOKだ。なぜそんなものを持っているのか?それは米ぬかが欲しい時のためだ。もちろん文鳥用だ。すべては文鳥中心に回っていて、無駄知識も文鳥を中心に集まる。
さて、孵化1週間未満の5羽のヒナを育てる、考えてみれば未体験の行動を、特に苦とせずさらさら実行しているのも、きっと無駄知識がものを言っている。↑1日で成長している。もう、すっくすく育ってもらうしかない。
一方、悪循環にはまると衰弱死があると心配したヒノコは、元々の楽天的気質が幸いしたらしく、昨晩は夫と共にケージから出て丸まってはいたがうろつき、先ほどは目に力が戻ってきていた。最悪の事態は、体の冷たくなった母に抱かれてヒナたちは全滅し、ヒノコも衰弱死、のほほ~んとアネー父ちゃんだけ生き残る、だったが、うまい事回避できたかもしれない。
この小さな勝利を、さらに確実なものとしたい。
コメント