コビィ逝去

どの子が誰子だ?

 ようするに、飼育実績で勝負はついていたことに、今ごろ気づいて、今後は「ペレットなんて2000年にはあったのよ?そんなに文鳥にいいなら、なんで10代くらい続いた家が無いのよ?」とか嫌味を言えば良いのだ。くだらない栄養学のウンチクなど出さずに済む。
 などと思っていたら、カゴの上に白文鳥の亡骸があった。夜会だ。出たい子は出て来て遊んでいる。その間、カゴの底トレーを掃除し、順番に進んで3巡目、十姉妹のカゴの上に、仰向けになって動かないそれがあった。
 そっとつかんで見れば、クチバシに出血の跡がある、というより鮮血がこぼれるほどだ。つまり喀血死。原因はわからないが血液が気道をふさいで呼吸できずに亡くなったものと思われる。これは、放鳥開始時の喀血は、2例目だろうか・・・。
 ・・・ところで、彼方に逝かれた貴方はどなた?そう、現在複数いる白文鳥の誰が亡くなったのかわからないのである。

 で、↑のように立ち代わり立ち代わり現れるのを見て、これはイチィ、顔がちんくしゃだし近くにハンジがいる。これはキイ、いたずらな顔をして態度がデカい。こっちは正面顔がハツカネズミみたいだからタナカだし、羽ばたく音が独特なのでタッチが健在なのも明らかだ。となれば、やはりコビィだ。まだ6歳だが白文鳥としては最年長、若いとも言えない。 

 繁殖の天才コビィか。ようやく産卵が止まって、亭主関白のわんぱくトムとのんびり隠居生活するはずだったのに、残念である。やすらかに。

 問題は残された夫トムの今後だ。6歳か、微妙な年齢だ。後妻になるような白い女の子はいただろうか?宿泊部屋にトッピがいる・・・ダメだ、あの子はコビィ&トムの孫だ。チバちゃんの娘が2羽、すごい美鳥姉妹だが、桜文鳥ではわんぱくジジイのイジメに合うかもしれない。・・・この際、また子孫の妻(コジマ。・・・、獣医の小嶋さんとは無関係。ペットのコジマで買ったのに由来した名前)に言い寄っているツイカじいちゃんの世話係の可能性、もしくは、コジマに浮気されるトクの妻になる可能性も考え、チバっ娘姉妹を「団地」に移して、様子を見ても良いかもしれない。2羽それぞれに年寄りの世話を頼むのは心苦しいが、年寄り夫がさっさと彼岸の彼方に飛んで行ってくれたら、違った出会いもあるかもしれない。
 要検討である。
 

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