
ヒデは2017年2月3日に、↓の状態で宅配便で届いたヒナたちの1羽だ。卸売からヒナを購入するのは最初で最後になったのだが、2羽いたハゲの1羽がヒデで、なぜかこの子は問題なく成長した。ただ、きょうだいのココウが自立心が高く、それに引きずられる形で手から離れ、「文鳥団地」入りして毎晩ケージの外に出るものの、帰り方を覚えず逃げ惑ってばかりなので、相方の老鳥(ヒノ)が亡くなってから、宿泊部屋に戻し以後はケージバードで安穏に過ごしている。相手のいなかったシナモンと同居してもらったのだが、意外と仲良しだ。
つまり、現在10歳まで4か月足らず、といったところで、おそらく目も見えなくなっているが、大好きなブランコに乗り大好きなアワ玉を食べることは出来ている。この元ハゲネズミにもいろいろ教えられることが多い。
あまりにびっくりして書くのを忘れたが、先日、1歳未満のツブラが頓死した。ツブラはイッパと仲良く同居していたのだが、当日、夜会前に遊ぶ3羽(ぱろ・ぷん・てえ)の1羽がツブラたちのカゴの上にもぐって出て来ず、棒でかき出すと言うありがちな事態があり・・・、たぶんその際に驚いて心臓発作を起こしたのではないかと思われる。1時間後にカゴの底に文鳥が倒れているので驚くことになった。
このような若い頓死は初めてだが、初めての種は尽きないものだ。
さて、横浜橋のキーワードが頭に引っ掛かり、いろいろ思い出した。
あの下町アーケード商店街の脇道のおばちゃんは(3代目たちを換金した過去有り)、近所で生まれた犬を5千円で売っていたりしたが、たぶん広瀬先生のところでワクチンを受けて、儲けなしだったんだろうな、と思う。ペットショップも動物病院も・・・。それが良いことなのか基本は商人の私にはわからないが、その点に限れば良い時代ではあったな。あのおばちゃんの息子さんは曙町でアクア系のお店をしていたようで、近所(伊勢佐木町)で働いていた現在ミイラ化している母が(昨日、透析に伴い腕がむくむ現象に対する手術の説明のため呼びつけられた。病院の患者家族に対する無遠慮が腹に据えかねている私は、同じ手術をするたびに【この病院で3回目、計4回目だ】、平日の昼日中に呼びつけてサインを求める非常識を改めるように散々申し上げている)、そのアクア系の店に出入りすることがあり(なぜだろう?ツボ巣を探して経めぐっていたことがあるので、尋ねてくれたのかもしれない)、知らずともよい親子関係情報を得たわけだが・・・。
で、グーグルマップを見て・・・、変わったような変わらないようなあの界隈・・・。ああ、列があふれているな。広瀬先生の病院はそれを探していても過ぎてしまう小道を入ったところだが、患者を連れた飼い主が大通りに突っ立っている。・・・口コミが多くある。・・・何も知らない人ばかりで、中には忘恩のクズが生意気なバカ発言をしている。あんな「裏店」見た目で自分の方針に合わないことくらいわからないのだろうか?関内から京浜東北線に乗るなり黄金町から京急に乗って子安地蔵まで行けば、海老沢院長は・・・学位取るなどで忙しいかもしれないが、研修医は今は潤沢にいるだろうから、海老沢式に診てもらえるはずである。わざわざ地域のバカどもが飼っている犬猫の「赤ひげ先生」(広瀬先生の奥様の方である)の手を煩わせたことだけでも迷惑と認識すべきではなかろうか(予約制ではない)。
そう、私の見るところでは、あの動物病院の院長は犬猫担当の奥様で、広瀬先生はどちらかと言えば「助手」だ。ところが口コミの鳥飼各氏は、小鳥担当の先生たる♂の広瀬先生を院長と見なして疑わない人が多いようだ。その根拠は何だね?もちろん、広瀬先生が高橋達志郎から受け継ぎ磨いた小鳥扱いの手技は、おそらく日本一(場数、臨床数がものを言う)、多少見る目があれば、必要性が疑われる検査や何やらしてバカ高い治療費を請求する素人チックな研修医どもと、目の前で黙々と小鳥を見ている爺さん(私が知る姿は十数年前なのでおっちゃん姿であった)の違いくらいは分かりそうなものだ。わからない?それは無知か目が節穴なのである。googleマップで生意気に批判などする暇があるなら、自己研鑽に励むべきだろう。その程度の洞察力が無いようでは、小鳥の体調変化にも気づくまい。
で、自分の小鳥の診療が、地域のガラクタジジババおよび見る目のある人の飼っている犬猫診療の妨げになっている面に気づくような奥ゆかしい人(私だ!!)なら、小鳥を診ている寡黙な旦那の横で、あれこれ助手的に振舞っているおばさんの方が、どちらかと言えば「院長」と気づくのではないかと思うのだが、どうだろう?私も内情は知らないが、奥様とは話のテンポが合ったので(近所のお姉ちゃんや公立中学校の先輩、と話している感覚になる。なお、近所のおじちゃんや八百屋や魚屋と話していると普通の地域なら言えるだろうが、根無し草の吹き溜まりでもある横浜なので、大人は出身地がいろいろなのである)、あの界隈のご出身ではないか、などと無意識に推測していたのだが・・・。
地域に根差す「赤ひげ先生」、裏長屋のガラクタとその犬猫ために誠心誠意頑張ってくれる。当然、恥知らずなガラクタ飼い主が手入れをしない犬猫を持ち込み、それを何も言わずにせっせと拭いたり爪を切ったり耳掃除をしたりしている・・・。その狭すぎるほどの野戦病院のごとき空間に、ゴッド高橋達志郎から技術や精神を引き継いだ小鳥の先生もいて、全国の「通」な飼い主までもが押し掛ける。それでお代は数百円単位・・・。朝の七時からやってる?経緯はよくわからないが遠方に出張してくれた?当然のように週二で田園調布の小鳥の病院(当然ながら豪徳寺のリトルバード小嶋先生が田園調布のはずれに開設されたという分院ではない。念のため)での診療は続けている・・・。どれだけ時間が惜しいことか!
私は、今や、何があってももったいなくて近づけない。と、覚悟を新たにした。無病息災。頓死は・・・老病は・・・、運命と受け入れよう。骨折は・・・、自分で治せば良いさ。
先日紹介したラブリー何とかのマンガで、象徴的な話、毎日押しかけて少し手伝っていた広瀬少年の胸に刻まれた逸話が描かれている。診療時間が過ぎて、「仕事から帰ってきたらもうこの状態で・・・」と持ち込まれたセキセイインコを緊急手術で救うのだが(腸閉塞ですかね?)、「もう少し遅かったら危なかった 飼い主さんがピーちゃんをよく見ていらしたおかげです」とゴッド高橋達志郎がにこやかに語るシーン・・・。仕事で様子を見ていないから手遅れになりかけたのだが、仕事をしなければピーちゃんともどもに死んでしまうので、まともな社会性のある大人であれば、文句を言えるはずもないが、「もっと早く病院に連れてきてくれたら」などと、後悔しきりの飼い主の傷口に塩を塗るようないろいろ足りない獣医が多いものかと思う。それはそうだがそうは出来ないことすらわきまえないガキの戯言でしかない。ところが神様ときたら、助けようと懸命な飼い主を、あなたが良く見ていて異変に気付いたから助けられたのだと讃える。残業帰りでヘロヘロでも、すぐに自分の子の様子を見て体調の悪化に気づき、夜遅くに獣医に助けを求めるのは、確かに褒められるべきことではないか。もちろん、それは、身勝手でもある。その他人の身勝手により残業を強いられながら文句ひとつ言わない人の何と立派なことだろう。絶対に、後光がさしていた。そして、私にはとてもできない(しようとも思わない)ことを、引き継いでいる人もいる。院長だか助手だかわからない調子で、身を粉にして、時間を削り取られつつ、他人のペットを救っている。文句の言える相手ではあるまい(からかうけどね。それが下町長屋の地域性だから)。
手技ではひどく劣っても、それは仕方がない。その人間性こそ、鑑として磨いてほしいものだ。

