あればと思うのは文鳥信託

互いに恋多き青春のタイコ&コチャ

 個人的には、年寄りこそ文鳥を飼うべきだと思っている。室内の一隅にケージを置けば良いだけで、毎日の世話も簡単だ。それで手乗りなら出して遊べるし、手乗りでなくても、ケージの中での生活で満足して楽し気に歌ってくれる。自分が熱中症になりそうな環境でも気にしない認知気味の人も、かわいがっている文鳥が口を開けて暑そうにしていれば気づくかもしれず・・・、生活に張りがあるのは重要だろう。
 不安は、自分が世話できなくなった時にどうするか、だ。しかし、犬猫と違って、とてもコンパクトで飼育しやすいので、多数にならなければ、家族なり、介護の人なり、気になった人が引き取って、問題にならないケースが多いのではなかろうか。しかし、日本人には生真面目な人が多いので、しっかり準備しておかないと飼えないと思っている人も多いかと思う。

 で、私は、ペット信託の簡易バージョンを、誰か作ってくれないかなと思っている。これは、自分が飼育できなくなった際、自分の犬猫を預かってくれる人に信託財産から経費を渡すシステムで、今後需要が増大しそうなものだが、現状のものは、犬猫か大型インコで、額面が大きいだけに手軽さに欠ける。
 例えば文鳥屋に相談したらどうか、となると、私が動ける間なら、とりあえずそれなりには出来るだろう。宿泊料が1泊1000円で、最大割引5割なので、預託料を1日500円として、1ヶ月15,000円だ。毎月口座から自動送金するように設定するだけで済む。ただの長期宿泊だが、費用は犬猫の基準の1/10だ。
 しかし、よりネットワーク化された個人の飼育者の互助会的なシステムがあった方が良いのではなかろうか?イメージとしては、昔なら子育てが済んで小遣い稼ぎと趣味を兼ねて小鳥屋さんを始めていたような人が、信託の受け入れ先になって、フツーに家庭内飼育をするだけで月々10,000円くらいお小遣いをもらえる感じだ。

 動物愛護法で、ペットホテル業者のように動物取扱業の保管として行う場合、飼えなくなった他人の文鳥を引き受けた一般人に、動物取扱業者として登録料を払わせ、愚にもつかない講習(犬猫を対象としているか、どうでも良い一般的な講演)を毎年受けさせ、そもそもその登録は、飼育に関する経験を無視して天下り先になりそうな団体がでっち上げたくだらない資格試験を取得しなければならない。おかげで老後の楽しみで小鳥屋さんを何十年も続けていた人たちが廃業したわけだが、個人間の数千円単位のことなら、問題にならないだろう。友だち同士のお話である。
・・・ようするに、完全に譲渡したことにすれば良い。個人で飼育していて新たにどこで迎え入れたところで、資格はいらない。自分が飼育している文鳥の様子を、定期的に友人(以前の飼い主)に報告し、お礼がわりに金一封、・・・事業と認定は出来ないだろう。あくまで「気持ち」の問題だ。お金はいらないと思えば、断れば良い。里親探しのネットワーク化で、手放す方の「気持ち」の問題で、金一封されてはいかがですか?と言ったところだろう。

 里親募集の掲示板を廃止しようとしたところ、存続希望が多かったので、残すことにした。ただ、有償は排除した。私は、お店で買うのが当たり前だと思っているが、そのお店自体が絶滅寸前で、チェーン店など犬猫基準が欧米並みになれば吹き飛ぶだけの現状を鑑み、また、そもそも有償と言っても数千円で、営利目的と言えるのかも怪しいと思うので、黙認していた。しかし、露店でものを売るにも場所はいるわけで、自分の場所にゴザくらいは敷くだろう。仕方があるまい。少なくとも、動物取扱業で、ネットで情報を開示して、生体販売をしている私の関知すべきことではない。

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