
例の志桜里さんは、山尾姓で政治活動を再開しようとしたその感覚が、そもそもズレていると思う。
自分の不倫も一因となって離婚した夫の姓を「芸名」にするなど、およそ理屈としておかしいし、その感覚は気味が悪く気持ちが悪くなるほどである。せっかく、元々の菅原姓に戻って努力されて、かなり知的でノーマルな論評をされるようになっていたのに、「私、悪名をはせた昔に戻ります!」は無いだろう。
ご本人は政治家としての「山尾志桜里」の実績を捨てがたかったのだろうが、現在係争中と仄聞する元夫の姓など使用されたら、「やはりこの人は普通ではない」と思われることになぜ気づかないのだろうか?菅野姓で、生まれ変わった自分をアピールして、過去の話は「私が至らぬばかりに皆様にご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」で通して、不倫相手とされる男の妻が亡くなった件については、「御事情は存じ上げませんが、私の行動も影響したのではないかと反省を繰り返しております」と平身低頭しておけばよかったのに。それくらいのことを誠心誠意やって見せないようでは、政治家としての上昇志向は頓挫するに決まっている。
個人的には、コメで驀進中の小泉進次郎さんにエールを送れない「たまき(ん)」に失望し、国民民主は、牛ちゃん(元NHKアナウンサーで立候補予定の牛田さん)と志桜里ちゃんで、女族党になれば良いのだ、昔の色とりどりのおばあちゃん「マドンナ」よりよほどインテリジェンスだ。と期待していただけに残念だ。
なお、私が牛田さんを贔屓しているのは、大柄で口をへの字に曲げて笑わなかったからだ。高校のバレー部の女の子で、クラスの友だちの集まりの後ろの方にいるようなタイプだ、と思って見ていたら、夕方の首都圏ローカルのニュースキャスターになって、「口角上げて!」と言った指示があったのか、一所懸命頑張って作り笑いが出来るようになったのに感心したのである。・・・政治家として化けるかもしれないので、頑張ってもらいたいものである(出世してへの字口に戻って欲しいのが願望だ)。
なお、男性は不倫をしても社会的に咎められず、女性は社会的に叩かれるのは、おかしな話だ。プライベートな問題で判断されては迷惑だ、との意見もあるだろう。しかし、それは想像力が足りない。もし、シオリさんがシオタさんで、秘書でも政策顧問でも良いが側近の女性と不倫疑惑が生じて、相手の家庭も自分の家庭も崩壊してしまえば、やはり政治家であり続けるのは難しいだろう。つまり志桜里さんの話は、性差の問題ではなく、程度の問題と言える。簡単に言えば、「悪目立ちすれば叩かれて当然」、なのである。
さて、我が家の文鳥たちの悪目立ちと言えば、放鳥からの帰宅拒否だ。わけてもひどいアオ、チバちゃんの夫は、危険でもあるので飛べないようにしてやったのだが、相変わらず上を向いてばかりだ。
足元も見なさい。上昇志向で足元を見ないとけつまずくのだ、シオリさんとアオくんには訓戒が必要だ。
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