どんなごま塩ちゃんが生まれるか

カールとエドちゃん

 「文鳥団地」のタイシとサフォは、だいぶペアの雰囲気になった。シナモンペアのキンタとアゲも同様で、今年中に繁殖を始めるかもしれない。21代目が期待されるタッチとタナカは産卵を始めたが、夫のタナカはアホで交代で抱卵をしておらず、孵化するかは微妙だ。一方、チバ娘サイとチョロは、タイシのような「傑作」を得て、もうどうでも良くなったのか、抱卵の終盤で飽きてしまい、夫婦で遊びまわっている。その点チバちゃんも、夫のアオが問題なのだが、初めて無精卵のみとなってしまい、現在はよその子(シルバー文鳥のギンタ&レッコ)のヒナを1羽育ててくれている。アオはアホで、自分のカゴに戻れないので引きこもっているのだか、未だにカゴからの出方すらよくわかっていない。理解不能なおバカぶりだが、子煩悩ではあるので、仮親のプロになってくれたら、と思っている。
 宿泊部屋の方もとりあえず順調。ギンタ&カエは抱卵中。ギンタは手伝う程度だが、カエは巣ごもりするほど熱心だ。その他、エド&カール・・・、コビィ&トムの孫である荒鳥の♂白文鳥は、姿かたちが素晴らしく、姉妹からモテていたが、姉妹は売れて自分は売れ残り、男兄弟の中で浮いた存在になっていた(他の2人がオス同士のペアになっている)。そこで、換羽を終えて一念発起、末弟のジャイ太から略奪する?ような形で江戸系白文鳥エドちゃんとペアとなった。その後もメスと見ればちょっかいを出すので、名前をスケベなスケさんにしようかと思ったが、交尾を迫るわけではないので、性格が軽薄なのだと決めつけて、「かっる~!」いからカールと呼ぶことにした。カールと言ったらフランスの礎を築いた英傑なので、あやかってもらいたいものだ。
 これも軽薄な浮気者オレから略奪する形でトッピ(コッぺ&イッパの白い娘)とペアになったハマーは、さらに一途にトッピを愛しているようで、ふたりの仲は深まっている。また、エドを嫌って独り身になっていたジャイ太は、年上のコッチに興味を示さなかったが、コッチが他のオスからモテているので、考えを改め、さらに嫉妬深い男になりつつある。ジャイ太には姉さん女房がふさわしいのかもしれない。
・・・かくもいろいろ同時進行で目まぐるしいのである。

 次代で期待されるのは、ごま塩文鳥だ。エドとハマーはごま塩ペアから生まれた江戸系白文鳥で、江戸系白文鳥の遺伝因子のみで、弥富系のように桜文鳥の遺伝因子を持たない。一方、カールとトッピはその遺伝子を持っている。となれば、生まれる子供は白文鳥かごま塩文鳥だ。つまり、白くない子は必ずごま塩文鳥となる理屈だ。
 何しろ、エドとハマーの両親はごま塩で、その子どもの半分はごま塩になる理屈なのに、ヒナ段階ではっきりそう言った外見の子が生まれていない。桜か低い確率で白なのである。そして、ヒナ換羽時まで居残った子は、生えてくる羽が白ばかりだった・・・。
 そこで、私は、速攻で仮説を立ててしまう。ヒナの時に桜文鳥を偽装する系統なのだ。そして、ごま塩なのにヒナの時に桜の色合いの系統が生じたのは、人為淘汰の結果である。・・・何の証拠もない仮説だ。しかし、私は知っている。以前、どこぞのペットショップの人が卸会社に買い付けに行ったらしく、「白い羽が混じってない黒い子ばかりを選んできました!」などと、ブログか何かに書いていたことを。
 それだけで、私はムカッとしているのだが(パイドかわいいじゃん!ごま塩ちゃんの毛並みの良い子はやたらとその色つやが映えるのを知らないくせに、偏狭な価値観を押し付けてはいけないよ。十姉妹を見てごらん。斑のごちゃごちゃの魅力を理解せず、それを品種化する脳もなく、ヨーロッパから入ってきたパイドを品種としてありがたがっている。せっかく、見た目より性格が良く仮親に適していた日本十姉妹の良い気質は、見た目の珍奇ばかり追うトンチキのために失われたんじゃないか?)、そういった選択圧があればどうなるだろう?ヒナ段階で白羽の多い子ほど排除され、ヒナの時だけ桜文鳥と同じ系統が残ることになるだろう。私にしてみれば、「余計なことしやがって、紛らわしいんだよ!」になるわけだ。
 仮説が実証されるのか。江戸と弥富の組み合わせだと、違った見た目のヒナが生まれてくるのか、・・・なんてコアすぎる興味だろう!

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