胆のう腫だった

胆のう腫だったマメ

 昨夜、マメが爪を巣に引っ掛けてしまっていたので、爪切りをしたところ、下腹部が黒いのに、嫌でも気づいた。しっかり見れば暗緑色らしいのだが、私の眼にはちょいと小さな黒豆のように見えるそれは、胆のう種であると、知っている。胆のう腫は久しぶりだ。
 この病気は、不治の病とされ、文鳥に多いらしい。助からない。つまり治し方がわからないのに、効くのか否かわからない投薬のために「早期発見しましょう」などと言える人の気が知れない。通院させたいだけではないかと思えてしまうので、余計なことは言わなければ良いのに、といつも思ってしまう。早期に胆のう腫に気づいても、それが胆のう腫なのか、必ず悪化するのか、何もわからないのが本当のところなので、放っておいてやるのが一番ではなかろうか。
 そう言えば、健康なふりをして病気を隠す、というデタラメについて、また獣医の海老沢さんがユーチューブで発言しているのに、昨日気づいてしまった。冒頭だけしか見ていないが、やはり面白かった。私も隠すと言ってました、とさらっと告白し、急性の病気では元気にふるまう暇もないが慢性病にはそういったように見えることがある、といった慎重な意見に変わったらしい。やはリ賢い方である。しかし、誰も急性の病気で隠すとは思っていないのではなかろうか。ところが先生、真面目に分けてしまうから素敵だ。
 その慢性というか、ゆっくり悪化することが胆のう腫には多くあって、その場合、食欲旺盛になる。・・・元気に見えるわけないだろう?全身病態で日々に衰弱してヨレヨレになっていくのだ。外敵から隠すもヘチマもないのだよ。無駄な知識で目が曇ってしまう諸君。機会があったら(って経験もないのに語るんじゃね~)、バカなヨタ知識など忘れ、病気になりながら必死で生きている我が子からしっかり何かを感じ取ってほしいものだ。

 胆のう腫は小康を得る可能性があるが、一方、老衰は小康を得ることもないだろう。十姉妹のパッパも最期に近づいてしまっている。今日はエサ箱の下でずっと背眠だ。遅刻の常習者なので、もう少し遅くなっても、苦情はないかと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました