
また、バカ暑い。アスファルトからの反射で目玉焼きの気分になる。水筒にスポーツドリンク、ポケットに春日井の塩飴、完璧な装備だと思ったが、目的地について自転車から降りた途端に片方の大腿筋がけいれんを起こした。そこで塩飴・・・、即効である。
塩飴の効能は知られているところだが、鳩のフン公害でのビニールひも(PPテープ)の有効性に気づいた人は、私くらいなのか?である。匂いだとか、爆竹だとか、目の形をしたバルーンだとか、寄せ付けないための対策は、私に言わせれば、鳩の気持ちがわかっていない、になってしまう。
鳩は犬ではないので、臭いはあまり気にしない。目の形に効果があったとしても、くるくる動いたら怖くないだろう。爆竹など鳴らせば迷惑だ。動物行動学では研究しないのだろうか。鳩にせよ文鳥にせよ、彼らが本能的に恐れるのは、上をかすめていく黒い影だ。さらにバサバサという上からの音だ。そして、彼らは仲間の一羽が飛び立てば、その羽音につられて飛び立たずにはいられない。仲間が危険を察したらそれに合わせて同じ行動をする本能を持っているからだ。
で、ビニールテープをくつろいで位置の上にたなびかせて、風でガサガサと音を立てるようにすれば、鳩はもう居たたまれなくなる。危険はないとわかっていても、風でガサっと動けば、飛び立たずにはいられず、まったくくつろげないのである。
・・・動物行動学も、実用性のあるところを頑張ってくれたらよいのに。ご家庭内の文鳥を見ているだけでも、わかることではないか。
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