ペレットはエンリッチメントに反する

まるっきりエンリッチメントそのものなんですよウチは

 昔のハリソンペレット教信者のメールを思い出して、この際、文鳥飼育においてペレットはほとんど無用であると断言して、四半世紀前から続く繰り言を、葬り去ってやろうと思っている。そこで、どのように説くか考えていたのだが、2006年段階に、すでに海老沢さんが答えを言っているのに気づいた。エンリッチメントだっぺである。グーグルは↓のように解説してくれている。

 「エンリッチメント(enrichment)」とは、主に動物福祉の分野で使われ、飼育環境を豊かにして動物の生活をより充実させるための工夫を指します。例えば、動物の自然な行動を促すような飼育方法や、五感を刺激するような工夫、また、動物同士の社会的な交流を促進するような工夫などが含まれます。動物園や水族館などで、動物の福祉向上を目指して広く取り入れられています。
 より詳しく解説すると、環境エンリッチメントは、動物の飼育環境を豊かにし、動物の本来の行動を促すことによって、動物の福祉を向上させることを目的とします. 具体的には、以下のような工夫が考えられます。
採食エンリッチメント:
動物が自然界で餌を探し、捕食するような行動を引き出すために、餌の与え方を変えたり、餌の種類を増やしたり、餌を隠したり、餌を探すための作業を増やしたりする.
社会エンリッチメント:
動物同士の社会的な交流を促進するために、群れで飼育したり、同種他個体と触れ合える環境を整えたりする.
認知エンリッチメント:
動物の知的好奇心を刺激し、思考や行動を活性化させるために、複雑な構造物を用意したり、新しい課題を与えたりする.

 当時の海老沢氏は意識していなかったかもしれないが、この考え方からは、ペレット肯定論は生まれない。いろいろなものを混ぜて一つのエサにして選択の余地を与えず、動物の本能を引き出すような採食を否定してしまうからである。

 それっぽーーーーい。オーガニックなんですよ、と言われたら、でも、エンリッチメントには反するかな。残念だけど。。。これでいこう。

 さて、ペレットを食べてる子に野性味がない気がする、という個人的感想は、それっぽく裏付けられてしまった。良い世の中になったものだ。

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