
育て方が良かった。「団地」の夜会には一切参加させずに早寝早起き、これが手乗り状態継続のコツだ!
と大いなる悟りを得た今日この頃、のうたりん水産大臣が何か言ったらしい。
・・・お米を買ったことがないのに、その流通に努力されているなど偉いではないか。おそろしく進歩は遅いが、それでも最近はやる気になっていたようだし、威張っているだけだったお父様よりはるかに勤勉で(※個人の感想です)、今回にしても、のんびり坊やそのものだが、なかなか良いところに気づいている。精米して白米にするのに時間がかかるなら、玄米を買えばいいじゃないか、コイン精米機は町中にもあるんだし・・・。その通りではないか。
でもね、玄米で流通しているんだよ、お米屋さんには。お米屋さんは玄米で仕入れて、お店の精米機で綺麗な白米にして(色選別だ石抜きだ、といろいろ技を繰り出しつつ)、配達までしてくれたりする。つまり、始めからJAに頼ってはいない。備蓄米の玄米を小売りに渡せばよいだけで、直売するよとのうたりんが言えば、配達用の軽トラで備蓄倉庫まで駆けつけてくれるのではないかと思う。そういった勤勉な人達の存在を知らない世間知らずこそが、日本の官僚や政治家の欠陥だと思うのだが、社会派の皆様は如何に思われようか?
坊やとインテリなどそんなものだと私はバカにしているのだが、一方で、日本の農家も、あの兼業の能無し百姓どもでさえ勤勉な点では、見上げたものである。何しろ、収穫した稲を乾燥し脱穀し籾摺りし綺麗にゴミを飛ばして玄米として流通ラインに乗せてくれる。あれ?JAは?入る余地ないじゃん?そう、農家が持ち込んだ玄米を低温倉庫に積んでいるだけだ。もちろん精米してパッケージしてスーパーや生協には卸すだろうが・・・、あら、不思議なことにそういったところが一番品薄でしょ?
だ・か・ら、JAが玄米の流通を阻害しているだけなのに気づきなさい。エトー君。最近は本性を現して、今の米価で高くない、サンドイッチより安いなどと、世迷言をどん百姓根性丸出しで繰り返し始めたが、JAの中央などそのような人たちだ。君らが低価格で需要を維持してきたくせに、目先の利益のため、自分のやって来たことを否定していることにすら気づかないなどお笑い草ではないかね。君らが低価格で流通できないなら、都市の貧しい庶民は外国産米を食べるだけである。金持ちは、今まで通り、JAに拠らない立派な農家やお米屋さんの世話になれば良い。JAに従うだけの奴隷農家は消えるし、JAも本当に農家のために仕事をしている一部の地方組織を残して消えるだろうが、何の問題もないだろう。主食生産者として価格安定のの義務感もないような連中は、食糧安保の面でも癌にしかならない。何しろ足りていると言っておいて、実は足りずに2倍の価格に暴騰させておきながら、高くないなどと平然と言うのだ。およそ、任せられない。即、何の役にも立たない中央組織は消滅させるべきだ。
と、私は思ってしまったし、似たような考えに至った人も多いだろう。農家の人たちは玄米をお米屋さんへ、そしてさらに違いの分かる消費者へ、一方、安ければ良い私たちはスーパーでカリフォルニア米を、文鳥たちにはお米屋さんで出たくず米を分けてもらうとして・・・、まともな人たちは皆ウィンウィンではないか。あばよ、JAの中央組織にいる百姓上がりの田舎者ども!となる日が近いように、祈りたい。南無南無。
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