
交渉中の相手国に宣戦布告なく先制攻撃をする、これは戦術的に当たり前だと思うが、第二次世界大戦の太平洋における日米の開戦時、太平洋艦隊の本拠地ハワイを奇襲攻撃されたアメリカ合衆国は、「リメンバーパールハーバー」、ハワイ真珠湾攻撃を忘れるな、ウソつきジャップに報復せよ!というプロパガンダで、国民を鼓舞した。
気のいいアメリカ人は、今でも「リメンバーパールハーバー」のプロパガンダの世界にあって、日本(大日本帝国)が卑怯な奇襲攻撃をしたので、アメリカが受けて立ったと思っているかと思っていたのだが、はて?かの国は、一度ならず二度までも、交渉中のイランに対して通告なく攻撃をし、ついには宗教指導者にして実質的な元首であるハメネイを殺してしまったらしい。いったい、イスラム教シーア派の人たちが、どうして卑怯なアメリカに報復を誓うだろう、とは想像せずにいられるのだろうか?交渉中、と敵を油断させ、交渉のための報告などの人の動きを探知したうえでの「斬首作戦」かと思うが、それを良しとするなら、とりあえず大日本帝国の真っ当な軍事作戦を、卑怯呼ばわりするのは止めていただきたいものである。
19世紀の黒船ペリーも真っ青、むしろかつあげヤクザのごとき砲艦外交を繰り広げた挙句、相手の元首の寝首を掻くなど、およそ古代中国の戦国時代のようなあり方だ。もちろん、現イランの執行部は自国民を弾圧するゆがんだ政治を行っていたし、革命防衛隊などといえば現代的だが、宗教革命を実現させた篤信者集団で、ようするに最高権威の親衛隊にすぎない(国民国家ではない。国民を守る国軍でもない)。しかして、その狂信にもなり得る篤信者たちが、自分が信奉する者を卑怯な手段で殺した相手に、手を挙げて命乞いをするだろうか?私は各所で自暴自棄的なテロが起き、国内では秘密警察の弾圧がさらに激しくなる可能性が高いと思う。もちろん、空爆で頭をつぶしてやったから、後は民主化革命でも起こせばぁ?などと無責任の極みである。民主化勢力はしらみつぶしに反逆者として屠られるのではないかと、そればかりが心配だ。一般大衆は素手だ。どうしろと言うのだろう?反対を叫ぶ、殺される。反対を叫ぶ、殺される。その繰り返しでしかないだろう。
ハメネイは、トランプ大統領(1次政権)が、オバマさんが「レガシー」のために急いで成し遂げたイランとの合意を、一方的にちゃぶ台返しした際、トランプさんの親友として知られた我が国の総理大臣安倍晋三を招いて会談した。会談の内容はわからない。ただ、外交を得意とする安倍が何やら手ぶらでばつが悪そうに帰ってきて、何をしに行ったのかわからない印象だけが残った。で、私が想像するに、「シンゾー、あいつと仲がいいらしいな。で、聞きたいんだが、あいつ頭だいじょうぶか?」。普通、政治家と会うことのない神秘的な立場の人物に名指しで呼ばれて、中東外交に突破口を開くチャンスと意気込んで行ったら、ゴルフ友だちの『秘密』、という極めてパーソナルでプライベートな質問を受けるとは、さすがの安倍も思わなかっただろう。
と、勝手に想像してハメネイさんには、「イランのおじいちゃん」と好印象を持っていたのだが・・・。あの方は、大丈夫ではなかったし、ハメネイ同様、老いは悪化の一途と理解すべきで、ペリーが黒船に乗って開港を迫った時の江戸幕府のような、先延ばし作戦は不可能と悟るべきだったのに、と残念至極だ。
で、オステだ。
異性にときめくなどと言う、いまだかつてない反応に、もしやこれをきっかけにまともな行動をするようになるのか、と期待したが・・・、ダメだった。恋する相手の指をつついて嫌われ、かくてはならじと、さらに勢い込んで飛び落ちる?なぜ裏返り気味に跳ねてテーブルの下に落下しなければならないのかは、理屈では説明できないが、とにかく危険きわまりないので、カゴから出せなくなってしまった。
彼女については、じっくりじっくり考えられると、いろいろ発見がありそうなのだが、付き合ってやれる時間がないのが残念なところだ。「りめんばーないちゃん」、教訓から学ぶのも難しい。

