アゲアゲに期待

びく(魚籠)ですな

 シナモンのメス、これがこの数か月の課題だ。キンタの嫁候補だ。

 ネット情報に目ぼしいものは無かった。ほとんど唯一、掲載された幼顔にメスのやさしさを感じたのは、ペットフォレスト上尾店であった。上尾?なんか北の方の?高崎線?高崎山から熱海まで行ってしまうアレ?
 で、暑い中、午前9時半、ヒナたちにエサをあげてから出かける。肩掛けカバンの中には↑だ。行ったら売れていたとか、きれいにさえずってる、といった可能性があるので、携帯便利な竹製びくを持参することにしたのである。
 新井宿では、南へ向かう地下鉄が出て行ったところで、北へ向かう方がやって来た。乗る。2つ先の東川口で降車、武蔵野線に乗り換え南浦和、京浜東北線に乗り換えて次の浦和、ようやく高崎線に乗り北上尾・・・、もとろん、来たこともなければ来ようと思ったこともない。確か、従妹の旦那はこの辺りの人間だったはず・・・、十数年前に家探しをした際に、上尾とはここか、と地図で確認した程度の地域だ。・・・それなりの田舎である。
 田舎だが、うらやましいことに、それなりに商業施設はあり、駅近くのそれの1階にそのチェーン店がある。もうすぐ午前11時であった。小動物の販売は11時からとされているので、手前の10分くらいで観察して買うつもりだったが、小動物コーナーが開くのが11時ということらしく、消灯状態だった。数分後に点灯されたので中に入り、ヒナ換羽が終わるか終わらないかのシナモン文鳥が2羽いて1羽は画像でメスだと思った子であった。メスだろう?メスの顔をしている・・・。頬茶ぎみなのがかわいらしい・・・。
 さっさと購入する旨伝える。小動物のような外見のやさしい店員さんが、しっかり販売マニュアルをこなすのに生返事しつつ(「お急ぎですか?」と尋ねられて「お急ぎです。」と答えた記憶がある)、もう一方が外見どおりにグチュグチュと鳴いて、オスだとわかった。となれば、一緒に育ったほうでぐぜらないのだからメスの可能性が高まる、などと考えていた。
 セール期間だったらしく、1割引きで1万円余であった。
 帰りは、赤羽まで南下して、赤羽岩淵から地下鉄に乗って新井宿、といった経路をとった。そして帰り着いたのが13時前だ。なかなかうまく行ったと感心しつつ、シナモンの無事を確認して、シルバーの嫁候補カエのケージに入れる。そしてヒナに差し餌をし、寝てしまい、起きてエサなどの交換をして、今現在に至った。・・・名前は、アゲちゃんでいいだろう。油揚げみたいな色だし・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました