エンリッチメントな画像

トウモロコシに大喜び

 ペレットを否定するのに「エンリッチメント」というカタカナを多用することにしたが。当然、ひねくれている私は、笑わせやがる、とも思っている。なぜなら、そのような考え方は、野生の動物を捕まえて、檻の中で飼い殺しにしていた人たちが、繁殖本能を失わせるような飼育はおかしいことに気づいただけで、何百年も人工飼育下で繁殖してきた文鳥に当てはめるのは、今さら何を言っているのかと呆れてしまう面があるからだ。
 つまり、半露店のような粗末な小屋の中の薄暗い庭籠(庭箱、にわこ)の中で、殻つきのヒエなどだけを与えられていても、文鳥は江戸時代から「エンリッチメント」なのである。せっかく、殻をむいて食べている程度で飼い殺しにならなかったのに、わざわざ栄養の事しか考えないような単細胞発想の食べ物に変えて、弊害を生じさせる危険を冒すなど、愚の骨頂ではなかろうか。

 さて、それはそうとして、黒太子↓。差し餌にも慣れて、現在28g、さらに増量中だ。なお、シルバーの子は孵化30日目を経過した、予約のある子で、この子(「メタル」ちゃん)は、24gあるかないかだ。同じものを食べても、いろいろだ。
 そうこうするうち、チバちゃんのカゴからヒナの鳴き声が聞こえた。新しい夫(アオ)が「どうせ飛べないから・・・」と引きこもって巣ごもりするので、チバちゃんは暇な様子だったくらいなので、夫婦でしっかり大きく育ててくれるだろう。

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