
クーリン、何か聞き覚えのある響きだ。北欧にいそうな名前だし、いつか調べよう・・・。クリリンなら文鳥に詳しかった鳥山明の漫画の登場人物だが・・・。
などと考えていたのだが、・・・ミスターが亡くなったか、娘の三奈さんはごくろう様でした。格好つけの爺さんの世話など大変だろう。
格好つけでなくても年寄りの介護は大変で、育児のような喜びはほぼ無い。個人的に言うなら喜びなど何一つない。苦行そのものだ。日々刻々と出来ていたものが出来なくなり危険極まりない存在になった大きな生き物を家に置く恐怖。先日、ウチの年寄りが、タッパに入ったご飯をトースターに入れようか悩んでいるのを見た時はぞっとした。トースターのプラグを抜いた数日後に、実行した気配だったので、タッチの差で火事にならずに済んだ。これも、文鳥観察で培った洞察力の賜物だ!
それはともかく、それでいて何の報いもなく、子ども手当のようなものもない。なぜ、家族の世話をしている者に税金を渡す必要があるのか、と幸運にもそうした立場にない人に思われそうだが、さにあらず、長嶋さんの家にしても他に兄弟姉妹がいても、主要に世話をしているのはお一人で、他のとは違った負担を強いられる。では、介護など放棄すればどうだろう?別に義務ではないのだ。そこで想像されたい。もし、生活保護を受けつつグループホームなり養護施設に入れば、それこそ莫大な血税が消費されることを。
年寄りを別に介護の義務はない者に押し付けているのだから、介護手当くらい渡しても罰は当たらず、よほど安上がりではなかろうか。もちろん、介護などしないのに手当を請求するような場合が有り得、そもそも介護者が法制上明確な立場で位置づけられていないのが問題で・・・。
その点、文鳥は良いな。子ども手当など無くてもヒナはかわいいし、介護することになっても、いとおしいだけだ。
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