トランプさんを訴追するのは国内法でしょ?

数日前に水浴びをしたサチィ(雨でずぶ濡れのイメージ)

 局地的豪雨に戦々恐々、やれやれと寝たら深夜に地震、であった。丑三つ時の大揺れに文鳥たちはパニックとなり、スマホはやかましく鳴り、寝ぼけているので揺れを感じるどころではなかった。照明をつけて「はいはい、お騒がせしました!」と言って周り、少し静まったら「はい、おやすみなさい!」と消灯する。

 天候が不順な中、トランプさんが国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子さんを制裁対象に・・・。やめてほしいな、歴史上名を残す貴重な「赤根」さんにケチをつけるのは。だれかトランプさんに、あんたが訴追されることはたぶんない、あっても、大統領がオバマさん以上にアレでも無視するしかないので気にしないで良い、くらい言ってやれば良いのにと思う(トランプさん一味は「魔女狩り」にあって、みな獄中の人になる可能性はありそうだが)。
 あれは、本来、法治に問題のある国が、自国内では自浄できない場合、国際社会が国際法なるものに照らして裁くものだ。曲りなりにも法治国家に対して、正義ヅラで価値観を押し付けるなど越権とも言える。従って、自尊心を傷つけられるのが怖いだけのジャイアントランプさんの行動に、一定の支持を与えてしまう。
 2024年、ICCはイスラエルのネタニヤフ首相を、ガザにおいて「戦闘の方法として文民から生存に不可欠な物品の剝奪で生じる飢餓の状態を故意に利用」したとして、逮捕状を出した。その前年には、ウクライナに対する戦争犯罪容疑でプーチン大統領に逮捕状を出している。もちろん両者とも他人の命を軽視するろくでなしだと個人的には確信しているが、その国の国民の自浄作用を無視して、あやふやな国際法で裁く権利があるだろうか?とりあえず国連は、人道に反するような国家を国際社会から排除するのが筋であり、その政治指導者を選ぶなり増長させるなりした国家の責任を問わず、その政治指導者個人の罪を裁くのは筋違いであろう。
 赤根さんは国際正義として国際法に基づいて国家の指導者を裁く方向性、つまり、国連の名のもとに人類は国際法による法治がなされるべきだとの立場のはずだが、それは国家の自己決定権への侵害にもなり、その国家の国民を無視しバカにした態度、正義に酔った上から目線の押しつけ行為とも見なされ得るものと自覚して自制が必要でもあるかと思う。
 そそもそも独裁者なり政治的指導者を裁くのはその被害を受けた自国民であるべきで、あやふやな「国際法」を盾に糾弾するのは大きなお世話だ。失敗した独裁者は怒れる民衆により逆さ吊りにでも銃殺にでも撲殺にでもされれば良いのであり、実際だいたいそうなっている。
 ICCの赤根さんたちは、世界統一国家のもとでの法治を理想とするコスモポリタンに相当するかと思うが、紀元前からあるこの考え方は実現されていない。実効性のない逮捕状でも、トランプさんのように怯えてくれるならまだしも、ネタニヤフさんのように屁とも思わないような人(ナショナルが彼らのすべてなので国際的評価などどうでも良い)が増えても困る。今のところは、あまり目立たない方が良いのではないかと思うのだが、この際、華々しくトランプさんと渡り合って、「AKANE」を国際的なワードとして刻み付けてもらいたいとも思う。・・・個人的には悩ましい。

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