もたれ合うものの哀れ

ジロとサチィ

 尾羽(おは)打ち枯らしもたれ合う黴臭い政党のもたれ合いは侘しい。一方で、尾羽打ち枯らした老夫婦のもたれ合う姿はものの哀れを感じる。・・・日本人の感性と言うものではなかろうか。
 昔、ミカン農家だったと思うが、軽トラックが故障して恒例のご夫婦が押しているうちに、お二人とも轢死してしまう事故が報道されていて、お気の毒に思いつつ、何と素敵な夫婦の有り様であろうかと感心したものであった。夫婦で全力で生ききったのだと思えるではないか?

 文鳥の場合、夫婦仲が良いのが基本で、一方が死んでしまうと、残された方も体調を崩してしまうと信じている人も多い。ところが実際は、比較的に若く、他にも相手になる候補がいれば、次の伴侶を探し始めるのが普通である。では、老いては如何に?残された者は、静かに余生を過ごすのみ、だ。
 それが普通だと思うので、「新しい生きがいを見つけましょう!」などと励ますのは、余計なお世話になると、私は信じている。人が老いては、の話なら、仏壇に手を合わせて日を過ごしたいなら、そうすれば良いのである。

 さて、この↑、平均的に仲が良く、しっかり子育てもしてくれた夫婦、思い通りの往生を遂げてもらえるか、飼い主としても難しいところである。

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