夏祭りの季節

ポンとアイの水浴び
毛を逆立て水浴びする夫(ポン)と水しぶきを浴びる妻(アイ)

 家の前「文鳥団地」の背後を、町内会の御神輿が通り過ぎていった。ワッショイ・ワッショイやかましいく、文鳥たちも驚いてしまうので大変に迷惑だが、個人的感覚で止めろとも言えないのでやむを得ない。
 しかし、子ども神輿は良いとして、地域のオヤジどもがこの炎天下に水をかけられつつやる必要など欠片もないいうのが正直な感想だ。大人神輿などというものは、路地裏をチョロチョロうろつくより、ある程度広域で一体となって盛大に荒っぽくやった方が面白いはずなのだ。
 もちろん女性は抜きだ。あんなものは、宗教的な側面を抜きにしても野郎がやるもので、地域の人間でもない担ぎ屋なんぞを集めて、無理やり女性神輿を編成し太もも露出してうろつかせるなど、見苦しい限りだと思う。

 さて、子どもの頃、事後のお菓子目当てにお神輿にも参加していた私は、頭の悪い仕切りのジジイがやたらと水をぶっ掛けるのにうんざりし、また支給されたしょう油おにぎりがまずかったこともあって、そういったものは参加どころか見むきもしなくなっている。ところが、今や毎晩文鳥たちのあげる水しぶき攻撃を受けることになっているのだから、実に皮肉な巡り会わせと言うべきだろう。
 今日も1.5リットル完売であった。益々需要は増えそうな気配だ。

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