時代劇

 

スパイダーバード(文鳥)
スパイダーバード・シュー

 プラスチック製すだれにも慣れた。しがみついてよじ登るのは難しいかと思えたが、シューは難なくこなすようになっている。実に器用な文鳥だ。

【余禄】
 平岩弓枝さんの小説、『はやぶさ新八郎御用帳ー大奥の恋人ー』の文庫本のカバー表紙に桜文鳥(もしくはノーマル)の姿があり、小説の中に「シロ」という文鳥が登場していたと言う話を以前書いた。そして今日、この小説を原作とするテレビ時代劇が放映されていたので(時代劇専門チャンネル)、文鳥が出てくるのを期待して珍しく真剣にテレビ画面を見続けたのであった。
 1990年に製作された時代劇長編で、出演は中井貴一さんや古村比呂さん、原作に忠実な内容であった。つまり、確かに文鳥が出てきたが、出番は少なかった。しかし中身は濃いと言える。将軍よりプレゼントされた文鳥が逃げてしまい、大奥のお庭の気にいるのを、古村比呂さん演じる女中が手に止まらせるのだが、白羽の多めの桜文鳥が実に良い演技?をしている。
 「しろ」と言うからには、やはり白文鳥を使っているのだろうと思っていたので、白羽が多い完璧な手乗り文鳥の姿に満足したのであった(私は断然桜文鳥派だが、もちろん他の色が嫌いと言うわけではない)。・・・我が家の故オマケに似ている。が、オマケに唇を近づけたら、喜んで食いついてくるだろうに、劇中の文鳥君は実におとなしかった。
 時代劇専門チャンネルを見られる人は、2月8日15時からまた放映されるので、チェックしても良いかもしれない。

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