ニチィVSケコ
ケコVSアト
今日は暑かった・・・。行き倒れになる危険を考え、外出を控えたのは賢明であった。
横浜から埼玉に引っ越したと聞くと、「暑いでしょう?」と言われることが多いのだが、埼玉県でも川口市は最南部なので、大して変わらない気がする。瞬間移動でもして体感気温を比べないと、「確かに暑くなった」と実感は出来ない程度ということだ。埼玉県でも北部内陸の熊谷市が最高気温争い常連なので、埼玉=暑いのイメージが出来上がっているのかと思えるが、川口と熊谷では50キロ近く離れており、実は川口から横浜の距離(40キロちょっと)より遠いのである。
さて、先日、福島県にお住まいの方から桃を送っていただいて、大喜びでせっせと食べ、おかげで残暑を何とか生き延びている。そして、食べながら、おっちゃんアイドルグループのTOKIOの方々が、CMしているのを一度見たな、と思い出したのであった。思い出すと、まだまだ「ホウシャノーが~」と、個人的に気にするだけならともかく、ギャーピーギャーピーとわめいていて、風評被害をもたらし、農家の皆さんなどの生活が成り立たないようにしている無自覚で身勝手な連中がいるのだろうと、気が重くなってしまった。
腹立たしくあるので、福島県からそばの実を仕入れた。福島県でも会津地方の喜多方産、喜多方ラーメンで有名なところだが、同じ福島県でも事故原発からは100キロ以上離れている。それも、南北に連なる山脈が幾重にも遮った東西100キロである。高校に通ったのなら、地図帳くらいもらったはずだが、教えた側の端くれとしては、それは捨てずに、こういった際には眺めてもらいたい。
昨年は散々書き散らしたが、何とか県のものはダメとか、何とか地方のものは怪しいとか、そういった類の主張をする人の地理の成績は、赤点に近かったと推定されよう。繰り返すが、埼玉県川口市は埼玉県熊谷市と50キロ離れていて、何と東京都を間に隔てた神奈川県横浜市の方が近い。そして、福島県の大熊町と喜多方市は、何と何と、それより倍以上離れているのが、事実なのである。いったい、何チャラいうトンデモ教授含む人たちの脳内ホウシャノ~は、県境で止まってくれるのであろうか。県境に来たら引き返すなど、縦割り弊害の警察くらいであろうに、まったく笑止千万ではないか。
そう言えば、「サイカドウ反対!」とわめいていた連中は、この暑さでも関西地方の電力需給がパンクしなかったことを、どのように理解しているのであろうか。同地方の人たちの努力もあって、東日本以上の酷暑に見舞われながら、供給力の90パーセント未満で安定供給状態を保っているが、もし原子力発電所が全停止していれば、今の需要量では余力がほとんどないので、計画停電は不可避であった。そうした厳然たる事実を、ニューヨーク在の「常識なんか通じね~」「教授」の脳みそでも、考えさえすればわかると思うのだが、どんなものだろう。
それはさておき、ケコ、ご活躍である。ケコ、確かに文鳥なのだが、文鳥が嫌いだ。それも積極的に嫌いなので、怖がらずに闘う。いったいどういった育ち方をすると、こうなるのだろうか。つくづく、何とも不思議な文鳥だ。
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