獣医さんの「みかた」

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近くて遠い小鳥専門病院

昨年越してきたウチの近くに、小鳥専門を称する病院の「本院」があるのは、その病院の分院が池袋に出来る前から知っています(もともと犬・猫・鳥の病院)。その気になれば歩いて行ける距離で、本来なら、やたらとたくさんの文鳥と暮らす私にとって、心強い存...
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ペレットは次善に過ぎず(下)

もし現実として、カナリアシードで太り、ペレットで痩せるとすれば、栄養成分の値を信じる限りでは(信じなくとも微差でしかないことは明らか)、栄養成分・カロリーの問題ではなく、純粋に食べる量の問題と見なすのが、案外、的を射ているように思われます。...
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ペレットは次善に過ぎず(中)

【メールのごく一部引用】 それぞれの種類のシード一粒に対しての栄養成分の把握が出来ていなければシード全体に対しての栄養成分を把握することは不可能です。 すなわち、毎日与えているシードの栄養成分はバラバラであり文鳥がどれ程の栄養を摂取している...
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ペレットは次善に過ぎず(上)

10年以上前に(2000年)、その頃日本でも出回りだした小鳥用の人工フード(ペレット)について、考察したことがありました(文鳥問題8)。 そして、それに対し、ハリソン社のペレットを信奉する人からメールがあったものですが(その後)、先日、10...
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ヨウ素はボレー粉で十分

ずいぶん前の話で恐縮だが、『コンパニオンバード』という情報誌に(No.6 2006年11月発行)、鳥について専門性の高い獣医さんが、小鳥に甲状腺腫が多いとし、その理由をヨード(ヨウ素)の不足と断定しているようなので、かなりしつこく批判したこ...